3/29 珍しく朝の出発である、いつもの如く「ながおか」さんの車に便乗、湯沢で昼めしを食べ清水部落へ入る。
途中、平野部の雪の量は例年の半分ぐらいだそうだ、道路は雪なし、但し、清水部落へ着くと雪は多い。
部落の最後の民家の上から歩きだす、雪はぐずぐずだ。 30分ほど歩いたところのキャンプ場の管理棟近くの崖の所で雪洞をほる。
5人がかりでの作業でも結構きつい、中腰で腰が痛い。 掘り終わったが、暖かいためか天井からの水のたれがひどい。思案のすえすぐ横の管理棟の下屋の下のコンクリ-トのテラスが丁度よさそうだ、風は防げないが 夜露はしのげる。
酒を飲み、夕食は焼肉と野菜いためで腹一杯食べた。 羽毛服と寝袋で夜は暑いくらいであった。
3/30 5時に起床、 朝からうどんを作りたべる、 天気よし、雪も朝の冷え込みで締まっている、先行パ-テ-が多くいる らしく トレ-スがしっかりついている。
スキ-を付けずかついで登る。体力のある「わたなべ」さんは、つぼ足にアイゼンを付け快調にとばす、「ながおか」さんと小生のスキ-組二人が続き、 「なかがわ」、「ほんだ」のつぼ足は後からゆっくりついてくる。
「なかがわ」さんは、スキ-靴をゲレンデ用と山用を間違えて、結局ゲレンデ靴をはいてのつぼ足のためゆっくりとなった。 トレ-スに従い、順調に登る。
時間的には夏時間と変わりない。三条高校のパ-テ-や、その他の団体が先行していた。
快調な「わたなべ」さん1人、巻機本峰へ行き、我々スキ-組はニセ巻機で終了とし、「なかがわ」、「ほんだ」組は8合目付近までであった。
ニセ巻機山頂は快晴でありながら結構さむかった。 いよいよスキ-下降だ、 小生のショ-トスキ-の具合と滑降技術で どんなものか不安一杯で滑り始めた。
ニセ巻機直下の急斜面は若干緊張、横滑りを交え慎重に下る。 傾斜がゆるくなり快調にシュプ-ルを描く、 楽しい。
樹林帯にはいる頃から雪が腐ってきた、 間隔の狭い急な樹林帯を下るのは 結構むずかしい。 休み休み下降を続ける。
小生のスキ-技術で結構いける、 前回の西大巓に続き2回目で自信がついてきた。 1.5時間ほどでキャンプ管理棟へついた。
帰りには、六日町の金沢屋という酒屋へ寄り地酒を入手、 湯沢で温泉につかり帰路に向かった。 |